大分市の温泉火災で消火協力を行いました


 平成17年12月12日の8時半ごろに、大分県大分市小野鶴にある仲宗根(なかそね)病院の敷地内で掘削中の温泉井から温泉と天然ガスが噴出し、火災が発生しました。当社は、東京消防庁と地下から噴出する天然ガス火災時に協力を行う特殊災害支援アドバイザー協定を締結しているため、大分市消防局より協力を依頼されました。

 当社では直ちに、大分県玖珠郡九重町にある滝上地熱発電所内で地熱井の掘削作業を行っていた、社員2名を現地に派遣するとともに、翌日、特殊災害支援アドバイザーである平川取締役が現地へ出向き、消火活動に協力いたしました。坑井状況は、掘削深度800mの温泉井に掘削パイプが300m降下してあり、その掘削パイプにはワイヤが繋がっている昇降用のキャップ(ホイスティングプラグ)が接続されており、坑口には暴噴防止装置が付いていませんでした。

 火災は同日の夕方、噴出した温泉の影響で鎮火しましたが、温泉と天然ガスの噴出は続き、再着火の可能性がありました。このため、天然ガスの濃度測定を実施し安全を確認しながら、ホイスティングプラグを取り外し、ウォータースイベルを接続しました。その後、重泥水を送入し、温泉と天然ガスの噴出を抑圧しました。

 滝上地区で作業を行っていた当社社員を迅速に派遣できたのは、顧客である出光大分地熱株式会社殿のご理解とご協力の賜物であり、この場を借りてお礼申し上げます。 また、この火災消火への協力は、当社のみでなく石油資源開発株式会社殿、株式会社テルナイト殿、特殊ボーリング工業株式会社殿の方々も行っておりました。

 平成17年12月22日に大分市消防局長より、本火災における消火協力について、感謝状を頂いております。当社は、二十五年前から大分県で地熱井の掘削作業を行っており、大分県出身の社員も多く在籍する中で、このような地元貢献ができたことを誇らしく思っております。当社では、事業活動で得た技術による社会貢献ができるよう、研鑽を積んで行きたいと考えております。今後ともご支援ご協力をお願いいたします。


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